2019-09-06から1日間の記事一覧

楽劇「ジークフリート」 森の小鳥の声

ワーグナーのオペラ「ジークフリート」。この4時間余りの長い長い劇の中でも、一番好きなセリフは第二幕の終わりのこれ: <森の小鳥の声> つらい時でも朗らかに、ぼくが歌うは愛の歌・・・ 心をふさぐ嘆きから、ぼくが紡ぐは歓びの歌・・・ ただ憧れる者…

フルトヴェングラー・スカラ座の「ワルキューレ」

今日はフルトヴェングラー・ミラノスカラ座の録音で、「ワルキューレ」の第三幕を聴いた。 この楽劇を実演でよく観ていた二十代の独身の頃は、明らかにジークムントとジークリンデという若いペアに感情移入があって、二人が禁断の愛を燃え上がらせる第一幕と…