2022-12-24から1日間の記事一覧
年末恒例のNHK-FMでの夏のバイロイト音楽祭のライブ録音放送。 以前に比べてバイエルン放送による録音が著しく改善していて解像度が高く素晴らしい音! 「神々の黄昏」を部分的に飛ばし聴きしたが、インキネンの替わりに登板したマイスターの指揮するオーケ…
ドヴォルザークのチェロ協奏曲。何となく昔から馴染んでいるせいもあって通俗名曲という感じがしてしまっていたのですが、19世紀後半に西洋音楽が達した異常な高みの一つを画するような作品であると実感します。 そんなに難解なものは何一つないのですが、・…
クリスマスソングは数あれど、結局のところ、「聖しこの夜」が一番好きだ。キャスリーン・フェリアーの温かく、深い声。 https://www.youtube.com/watch?v=M1_4Hie--UM&fbclid=IwAR2xT9htEKDgS7XXrZ3vQpJjaoHzfeN045q6JtgvpFf51uQ0OiG9ghGgO_A
大地讃頌のオーケストラ版。やはり、本来は「カンタータ 土の歌」の第七楽章ということなので、オケ伴奏版の方がやっぱりいい。曲の終結部分で「母なる大地をああ」「讃えよ大地をああ」と繰り返すところの間で、ホルンが四本くらい揃ってシーラーソーファー…
同じベートーヴェンの第9でも、トスカニーニのように67分で演奏されるのと、クレンペラーのように82分もかかるのとで、全然印象が異なるわけですが、両方ともそれぞれ演奏芸術として成り立っているというところに、ベートーヴェンの作った音楽の幅広さ…
シャイーという現代を代表する巨匠のベートーベンをボロクソにこき下ろしたので、ちょっと不安になって、自分にとっての出発点だったフルトヴェングラーの5番をyoutubeで再確認。あながち見当違いなことを言っていたわけではないことが分かり、安心しました…
第9のシーズンだが、ここ30年くらいのつまらない最近の演奏の代表がこれ。ピリオド奏法等の影響もあるのだと思うが、小さくまとまっちゃって、上手いけど、あんまり面白くない。シャイーの指揮姿は、雄っぽくって華やかだけど、音楽が全然それに釣り合ってな…
ハンガリー出身の指揮者フリチャイは、若くして白血病で亡くなったので随分昔の人のような気がしますが、1914年生まれということはショルティやジュリーニと同じ歳。仮に長生きしていれば、実演に接する機会があったのかもしれず残念です。録音がたくさ…