シノーポリ
コロナで暗いニュースが多い。クラシックの演奏会も、在外の指揮者・ソリストが来日できず中止・変更に追い込まれているものが多い。 ただ、よく見ると、そうした変更となった演奏会で、コバケン等の大御所に加えて、日本人の若手演奏家に活躍の機会が増えて…
1938年(昭和13年)録音のBruno Walterとウィーンフィルのマーラーのアダージェット。 水色に透き通った空のような淡い音色なのは、戦前のウィーンフィル特有のものなのか、古い録音のせいか分からないが、近年では10~11分はかかるのが当たり前のこの楽章を…
近所の公立図書館の閉架書庫からアナログLPを発掘。 八十年代半ばに異常なくらい話題になったシノーポリの録音。精神科医の資格を持つ指揮者という話題をフルに活用したいというマーケティングでしょうか。指揮者本人による作曲家の精神分析の論文の訳まで…
今日の午後は、R.シュトラウスの「英雄の生涯」(ビシュコフ・ケルン放送響)と「ツァラトゥストラ」(シノーポリ・ドレスデン国立管弦楽団)を聴いていた。 いずれも1998年の来日公演の記録だが、こうした続けて聴くと、ドレスデン国立管が圧倒的に上手。管…
シノーポリのマーラー9番。彼にとっては2番目のドレスデンのStaatsKaplleとの録音。発売された2007年頃に渋谷のタワーレコードで視聴したときに、一聴して悪くないと思いつつ何故か買わなかったまま気になっていたが、改めてこうして聴いてみるとやはりユ…