ヤルヴィ

熊倉優指揮、藤田真央ピアノ N響演奏会(2020年11月14日)

コロナで暗いニュースが多い。クラシックの演奏会も、在外の指揮者・ソリストが来日できず中止・変更に追い込まれているものが多い。 ただ、よく見ると、そうした変更となった演奏会で、コバケン等の大御所に加えて、日本人の若手演奏家に活躍の機会が増えて…

朝比奈・大阪フィル ブルックナー全集(ジャンジャン版)

メルカリで、ジャンジャン版の朝比奈・ブルックナ―全集を入手。2000年頃にグリーンドア社が発売したもの。ディスクユニオンでは4万円以上の値が付いているものが4分の1程度の値段だったので良い買い物だと思う。 早速第四番あたりから聴き始めているが、…

アバドの2つのベートーヴェン交響曲全集をどう評価するか。

最近、日本のアマゾン・プライムで、アバドが80年代後半にウィーンフィルと録音したベートーヴェンの交響曲全集が無料で聴けるようになったが、これが面白い。アマゾン・プライムでは、これまでも、2000年前後にベルリンフィルと入れた全集も無料で聴…

ヤルヴィ・N響のブルックナー第七番ウィーン公演 現地での評価

欧州由来のクラシック音楽を日本人が欧州人の前で演じるときは、欧州人側には一定の好奇とバイアス、偏見があると思う。歌舞伎を欧米人が演じるようなものと思えば当然ではあるが。 こういうこともあって、日本人が演じ、作曲するクラシック音楽が欧州人にど…

バーンスタイン生誕100周年  (ららら・クラシック)

NHKららら・クラシックでバーンスタインを特集した放送の録画を観た。30分の枠番組で生誕100周年というと、どうしても礼賛一辺倒になってしまうのは仕方がないとして、幾つか珠玉のエピソードもあった。 一つはN響の音楽監督のパーヴォ・ヤルヴィの語ったロ…

マゼール・N響のベートーヴェン

最近、讀賣交響楽団との「復活」交響曲のライブ録音が話題のマゼール。 NHK音楽祭2012年でのマゼール・N響の演奏会(FM放送のエアチェック)から、レオノーレ第三番を聴いているが、これが驚きで、何というか、朝比奈隆・大阪フィルの演奏みたいだなと思う。…

ブルーノ・ワルターのライブ

東京ではたくさんコンサートやっているけど、あんまり行かないのは、何かと小忙しいのもあるけど、血が騒ぐというか、何が起きるか分からない、行かないと一生後悔するという感じが全然しないせいでもあります。固有名詞を挙げて申し訳ないけど、パーヴォ・…