シューベルト(ハンス・ツェンダー編曲)冬の旅

今日の日経新聞で紹介されていた、ハンス・ツェンダー編曲による室内楽オケ伴奏版の冬の旅。

 

ドイツの放送局によるYOUTUBEがあったので早速第一曲の「おやすみ」を視聴したが、日経の紹介通り面白い。

 

お聴きになるが一番だが、分かりやすくいうと、ベルクの「ヴォツェック」風の「冬の旅」という感じ。途中、歌手が絶叫したり、表現主義風というか、普通の人から見ると、単なる悪趣味ということだろう。

 

ドイツ人には、こういうあけすけの悪趣味の伝統があって、正直、日本人の自分にとっては感性的に厳しいものも多い。一昔前のアーノンクールの演奏なんかもそうだったが、そうしたモノの中で生き残ったものが、新しい革新につながっていく感じがする。

 

https://www.youtube.com/watch?v=mNC6IeXMo10