2019-09-29 ムラヴィンスキー・レニングラードフィル ムラヴィンスキー オーディオ チャイコフスキー 最近評判のblue-ray audioの実力を試してみたくて、中古CD屋でムラヴィンスキー・レニングラードフィルのチャイコフスキー第5番を入手。 さすがに高音から低音まで抜けが良くてすっきりしているが、いかんせん60年近く前のライブ録音なので、もとの録音自体がオーディオ・チェック用には少し厳しく、通常のCDに比べて飛びぬけて音質がよいかどうかは分からなかった。 かといって、今、タワーレコード等でしきりにプロモートされているカラヤンのブルックナー全集とかバーンスタインのベートーヴェン全集は今更買いたくないので、もう少し良いソフトが出そろうまでは、しばらくは待ちか。 ドイチェ・グラモフォン・レーベルも、blue-ray audioを普及させたいなら、そういう使い古しのソフトではなくて、最新録音で出ているネルソンスのブルックナーやショスタコーヴィチとか、庄司早矢香のベートーヴェン・アルバムとかで出してくれると有難いのだが。 他方で、久しぶりに聴いたムラヴィンスキーはさすがに感動もの。純度が高くて、背筋がまっすぐ伸びていて、人間としての格が違うというか。ニーチェのツァラトゥストラや宮沢賢治の詩集と同質の高貴さで、魂を洗われるような気分がする。 https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%EF%BC%881840-1893%EF%BC%89_000000000018904/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC%EF%BC%95%E7%95%AA-%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%EF%BC%86%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB_5997417