2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

藤田真央・N響 シューマンピアノ協奏曲

しばらく前にラジオで聴いたピアニスト・藤田真央とN響と共演したシューマンの協奏曲の録画を観た。 藤田真央を映像で観るのは初めて。若いとは知っていたが、ルックスは本当に少年みたい。丸顔なところはスヌーピーに出てくるシュローダーみたいだが、もっ…

鈴木雅明・東京交響楽団 シューベルト・交響曲第八番「グレート」

いつも書いているように、自分自身は音楽の演奏様式についてはウルトラ保守で、バロックもイムジチやミュンヒンガーのようにチェンバロ以外はモダン楽器でやってほしい派。 その意味で、オリジナル楽器でのバッハ演奏の大家、鈴木雅明氏というのはその名声は…

スヴェトラーノフ・N響 マーラー交響曲第六番

今日のFM放送、N響レジェンドは、スヴェトラーノフのマーラー6番。 この曲は、かつては、作曲家個人の悲劇と結びついた、禍々しい、聴く側にもとても覚悟を要求する曲だったし、演奏もショルティはじめそうした期待を裏切らないものばかりだったが、最近…

ベートーヴェン第五交響曲冒頭 聴き比べ番外編 ヴァント・NDR響

別のビデオですが、正確さに厳しかったヴァントは、なんと、手兵のNDR響相手に小学生でも相手にしているように、1,2,3と3拍も予拍を振って入っています。これなら絶対に間違えずに入れます。真のプロは格好つけずに、成果実現だけに集中することの…

ベートーヴェン 第五交響曲 冒頭 指揮者聴き比べ

有名なベートーヴェンの運命の出だしは、意外に入りずらく、とても難しい(アマオケだと結構ずれる)。 Youtubeで古今東西の名指揮者の冒頭部分の指揮ぶりを編集してくれた人がいたので、眺めていた感想。 ひょっとすると、ビデオと音声が編集のどこかの段階…

ジュリーニ・ウィーンフィル ブルックナー交響曲第8番(ライブ)

ジュリーニとウィーンフィルのブルックナー八番は、スタジオ録音されたCDが歴史的名盤として有名だが、その少し前のライブ録音はさらに凄い。 特にフィナーレの大詰め、Youtubeでいうと1:30:15過ぎ。「ラ、ファ―」というファンファーレをフォルテッシモで3…

バーンスタイン・ウィーンフィル モーツァルト交響曲第39番

80年代のバーンスタインの録音は大抵聴いているが、モーツァルトの39番は、80年代半ばに自分としての絶対的なベスト盤(ブルーノ・ワルターとニューヨークフィル)と出会って以来、ほとんど他の演奏に目が行かなかったため、未聴だった。 amazon primeやspot…