ショルティ

ショルティ・ノーマン・ロンドンフィル ベートーヴェン第九

you tube でいろいろな第九の演奏が載っているのでパラパラ見ていての印象。全体として、一昔前(80年代)くらいまでの演奏の方が個性的で、ユニークなものが多い。たとえば、ショルティが86年のプロムスでやったこれ。1:17:20からの大詰めのとこ…

マーラー・第五交響曲 NTTフィルハーモニー管弦楽団

(2018年6月の書き込み(備忘)> 今日は、家人の知り合いが出演するオケのコンサートへ。メインはマーラーの五番。 すっかり通俗名曲みたいになった感もあるが、改めて聴くと、実に苛烈で厳しい音楽だと思う。特に「嵐のように」との指定のある第二楽…

フルトヴェングラー・ローマ放送響「神々の黄昏」(1953年)

本年2周目の「ニーベルングの指環」(フルトヴェングラー・ローマ放送響)を聴き終えた。 今日は、「神々の黄昏」の第3幕の後半、非業の死を遂げたジークフリートの遺体がギービッヒ家の屋敷に戻ってきた後の場面。 ジークフリートの死をめぐって生じるギ…

フルトヴェングラー・ローマ放送響 「ジークフリート」「神々の黄昏」(1953年)

今日は、フルトヴェングラー・ローマ放送響の「指輪」の続き。「ジークフリート」の3幕の終わりと「神々の黄昏」の序幕と一幕の途中までを聴いた。 「ジークフリート」の第三幕では、ブリュンヒルデは、アンドロギュノス的な女神であり、抱擁に戸惑う乙女で…

フルトヴェングラーのジークフリートの葬送行進曲

すべて60年以上前の古いものであるにもかかわらず、フルトヴェングラーの幾つかの録音は今でも魔力的としか言いようのない独特の魅力を持っていると思う。たとえば、1954年にウィーンフィルと入れたワーグナーの葬送行進曲のスタジオ録音。 以下のYoutubeで…

「ニーベルングの指輪」(カール・ベーム、バイロイト)

ここしばらく、通勤途上に、ベームの「指輪」を聴いている。片道30分程度なので、二週間で四部作全部が聴く計算になる。 ベームの「指輪」をじっくり聴くのは、中高時代以来、約30年ぶりになるが、細部に至るまで、当時の記憶と感動がよみがえってくるよ…

ショルティ・シカゴのブルックナー8番。

ショルティ・シカゴのブルックナー8番のCDを久々に聴く。1992年発売。まだバブルの余韻が残るその年の今頃、新宿に飲みに行く途中に、小田急デパートのCDショップ(当時、クラシックもなかなか充実していた)で買った。ショルティ・シカゴというブ…